導入
macOS と Windows はデスクトップ版、Linux はブラウザーから操作するヘッドレス版を使います。Linux 版の配布状況は Linux(ヘッドレス版)にあります。
OS ごとの入れ方
| OS | 入れ方 | USB ドライバ |
|---|---|---|
| macOS | ターミナルでコマンドを 1 つ実行するか、.dmg を取ってきて入れます | 追加は不要です |
| Windows | インストーラー(-setup.exe)を実行します | Zadig で WinUSB ドライバを当てます |
| Linux(Debian / Ubuntu) | ターミナルから入れ、ブラウザーで設定します | 導入スクリプトが USB の権限を設定します(ベータ版も同様です) |
デスクトップ版は、入れたあとに新しい版を自分で探します。適用のしかたは更新にあります。Linux 版の更新は、正式版とベータ版で手順が異なります。
用意するもの
- 対応する SDR。RTL-SDR(RTL2832U)、HackRF One、Airspy R2 / Mini(libairspy が必要)です。Airspy R2 は Linux と Windows 11 の実機で確認済みです。SoapySDR を入れると ADALM-Pluto なども使えます(SoapySDR 経由の各機種は実機未確認)。録音済みの cu8 ファイルを再生するだけなら、SDR は要りません。
- ライセンス。未認証でも起動と受信、IQ の録音はできますが、復号内容の一部が伏せ字になり、JSONL を記録しません。エディションは 3 つあります。詳しくはライセンス認証にあります。
Airspy R2 / Mini(native)
libairspy 1.x を導入し、設定画面で「Airspy R2 / Mini … (native)」を選びます。SoapySDR は不要です。
- Debian / Ubuntu:
sudo apt install libairspy0。ヘッドレス版の導入スクリプトには Airspy の USB 権限も含まれます。 - macOS: Homebrew の airspy を
brew install airspyで入れます。 - Windows: 公式 libairspy のリリースからアプリと同じアーキテクチャの DLL を用意します。64 bit 版では 1.0.10 の
x64フォルダにあるairspy.dll、libusb-1.0.dll、pthreadVC2.dllを実行ファイルと同じフォルダに置いて確認済みです。別の場所に置く場合は、3つの DLL を同じフォルダにまとめ、環境変数JRD_AIRSPY_LIBにairspy.dllのフルパスを指定します。
Linux では libairspy.so.0、macOS では libairspy.0.dylib(/opt/homebrew/lib、/usr/local/lib も探索)を読み込みます。標準の場所に入れない場合は、どの OS でも JRD_AIRSPY_LIB にフルパスを設定できます。macOS で Dock から起動する場合は launchctl setenv JRD_AIRSPY_LIB <フルパス> で渡します。導入や環境変数の変更後はアプリを再起動してください。導入後は Airspy の初期設定に従って、デバイス、プリセット、ゲインを設定します。各パラメータの範囲と初期値、受信中に変更できる項目も同じページにあります。Linux と Windows 11 の Airspy R2 で、全4窓幅の連続受信、ゲイン・AGC 変更、IQ 録音、停止と再開を確認しています。Mini と macOS の実機動作は未確認です。HF+ 系はこの native 対応に含みません。
SoapySDR(任意)
RTL-SDR と HackRF One には要りません。Pluto などの機種、または Airspy を SoapySDR 経由で使う場合は、SoapySDR 0.8 系と機種ごとのモジュールを別に入れます。手順は macOS と Windows にあります。
配布物のファイル名
配布元は https://jrd.linux.moe です。最新版へのリンクは、製品サイトのダウンロード欄にあります。
| 対象 | ファイル名 |
|---|---|
| macOS(Apple Silicon) | JR-D.Receiver_<版>_aarch64.dmg |
| macOS(Intel) | JR-D.Receiver_<版>_x64.dmg |
| Windows | JR-D.Receiver_<版>_x64-setup.exe |
| Windows(AVX2 向けの版) | JR-D.Receiver_<版>_x64-avx2-setup.exe |
| Linux(x86_64 / arm64) | jrd-receiverd_<版>_linux_<アーキテクチャ>.tar.gz |
ファイルの URL は https://jrd.linux.moe/<版>/<ファイル名> の形です。