困ったとき
起動と導入
macOS で初回起動が止められる
.dmg をブラウザーで取ってきた場合は、初回起動が Gatekeeper に止められます。配布版が Apple の署名と公証をしていないためです。
アプリを右クリックして「開く」を選ぶか、システム設定 → プライバシーとセキュリティで「このまま開く」を押してください。それでも開けない場合は、次のコマンドで隔離属性を外します。
xattr -dr com.apple.quarantine "/Applications/JR-D Receiver.app"
ターミナルのコマンドで入れた場合は、この確認画面を経由しません。手順は macOS に入れるにあります。
Linux で使いたい
Debian や Ubuntu では、ブラウザーから操作するヘッドレス版を使えます。配布状況と導入手順は Linux(ヘッドレス版)にあります。
起動時に対応表やプリセットのエラーが出る
対応表の CSV に誤りがあると、アプリは起動せず、その CSV の場所(フルパス)と理由を表示します。対応表は、同梱の data/ と自分用の data/ の 2 か所から読み込みます(CSV の置き場所)。同じ名前の CSV が両方にあるときは、自分用のファイルだけを読みます。表示された場所の CSV を直し、アプリを起動し直してください。自分用の CSV は、消すと同梱の CSV に戻ります。
- 対応表の CSV に誤りがあると、ファイルの場所付きの起動エラーになります。書式は対応表 CSVにあります。
- 自分用のプリセットに誤りがあると、そのファイルだけが外れ、ファイル名と理由が表示されます。標準とほかの自分用は使えます。書式はプリセットにあります。
デバイス
Windows で SDR を使えない
インストーラーは USB ドライバを入れません。Zadig で、使う各デバイスに WinUSB ドライバを当ててください。手順は Windows に入れるにあります。
つないだ SDR が「デバイス」に出てこない
設定画面の「デバイス再検出」を押すと、デバイスの一覧を読み直します。
「同じシリアルの個体が複数あります」と出る
シリアル番号が同じ SDR を 2 台つないでいます。アプリはシリアル番号でデバイスを選ぶため、この状態では 2 台を別々に指定できません。
無線機がエラーになった
メイン画面の「無線機」欄に、エラーの理由が出ます。「再接続」を押すと、デバイスを開き直します。
受信と表示
チャンネルがグレーで選べない
そのチャンネルが受信窓の外にあります。受信窓は、無線機カードの中心周波数と窓幅で決まります。プリセットを選ぶと、そのプリセットのチャンネルに合う中心周波数が入ります。
上りの行が増えない
上りは、バーストが来たときだけ行が増えます。下りのように連続して流れることはありません。
「キュー」が黄や赤になる
「キュー」は、復号待ちの受信データがたまっている割合です。高いままのときは、復号が実時間に追いついていません。
キューがあふれると「落ち」が増えます。捨てた受信データは、復号も記録もされません。
色の意味はメイン画面の見方にあります。
復号内容が伏せ字になる
ライセンスが未認証か、音声のみです。未認証の間と音声のみでは、在圏、呼、呼設定、運行情報以外の復号内容が伏せ字になります。復号内容を見るには、ライセンスを認証するか、データのみかフルパックのライセンスが要ります。音声のみのライセンスは、差額でフルパックにできます。生フレームの 16 進が * になることもあります。データのみでは音声のフレーム、音声のみでは音声以外のフレームが伏せ字です。
音声
音声が鳴らない
次の点を確かめてください。
- ライセンスが未認証か、データのみではないか。未認証の間とデータのみでは再生できず、ツールバーの音声の操作も押せません。音声のみかフルパックのライセンスが要ります。
- ツールバーが「🔇」になっていないか。押すと全体のミュートを解除します。
- 通話中の波のチップが取り消し線になっていないか。その波だけミュートしています。チップを押すと解除します。
- 聞きたい音声波を監視しているか。「JR東基地局」と「JR東移動局」のプリセットに、音声波は入っていません。「音声込み」のプリセットを選んでください。
ツールバーに「音声なし」と出ているときは、音声が届いている波がありません。
音が粗い、聞き取れない
音声の復号表は推定値で、音は粗くなります。通話によっては聞き取れません。
音声が遅れて聞こえる
再生は受信から 2〜4 秒遅れます。
音声込みのプリセットで「キュー」が上がる
「音声込み」では監視する波が 22 波に増えるので、復号の負荷も増えます。追いつかないときは、チャンネル一覧の行をクリックして、使わない波を外してください。
記録
JSONL が書き出されない
メイン画面のツールバーの「記録」が「OFF」になっているときは、次の 2 点を確かめてください。
- ライセンスが未認証ではないか。未認証の間は JSONL を記録しません。
- 設定画面の「出力」欄で、「生フレーム JSONL」「復号情報 JSONL」「音声を WAV に録音する」のチェックがすべて外れていないか。
「記録」が「ON」でも、チェックを外した種類は書き出しません。
WAV が作られない
- ライセンスが未認証か、データのみではないか。未認証の間とデータのみでは録音しません。
- 設定画面の「出力」欄で、「音声を WAV に録音する」のチェックが外れていないか。
- 聞きたい音声波を監視しているか。WAV は、音声が届いたときに通話ごとに作ります。
0 時を過ぎてもファイル名の日付が変わらない
ファイル名の日付は、ローカル時刻を日付の境界時刻で区切った営業日です。既定では 3 時に日付が変わります。境界は、設定画面の「出力」欄の「日付の境界時刻」で変えられます。
ライセンス
認証していたのに未認証に戻った
認証に期限はないので、時間がたっただけで未認証に戻ることはありません。未認証に戻るのは、起動時の確認で、この PC の登録が外れているか、ライセンスが無効になっていると分かったときです。理由は設定画面の「ライセンス」欄に出ます。
この PC の登録が外れていた場合は、「ライセンス」欄にライセンスキーを入れ直し、「認証」を押してください。詳しくは認証が続く期間にあります。
v0.2.0 には 30 日の有効期間があり、期限までにネットワークにつながる状態で起動しないと未認証に戻ります。その場合は、アプリを新しい版に更新してください。
別の PC で使いたい
いま使っている PC で、設定画面の「このPCの認証を解除…」から認証を解除します。解除すると、同じライセンスを別の PC で認証できるようになります。手順は別の PC へ移すにあります。
更新
更新に失敗した
バナーに失敗の理由が出ます。受信は止まったままになるので、「再試行」でやり直すか、メイン画面の「▶ 開始」で受信を再開してください。
更新の案内を閉じてしまった
設定画面の下端にある「更新を確認」を押すと、もう一度案内が出ます。
解決しないとき
不具合を報告したい、要望を送りたい
GitHub の issue で受け付けています。GitHub のアカウントが必要です。「不具合の報告」か「要望」を選び、項目に沿って書いてください。
報告と要望の対応の状況と、次の版に入る予定の機能は、公開の一覧で確かめられます。同じ内容がすでに挙がっていないか、先に見てください。