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Linux のベータ版

Linux ヘッドレス版のベータを、専用のスクリプトで導入できます。対応する環境は Linux(ヘッドレス版)と同じです。ベータ版には開発中の変更が含まれます。

Debian / Ubuntu に入れる​

Debian 12 以降、Ubuntu 22.04 以降、または Raspberry Pi OS bookworm(64 ビット)のターミナルで実行します。

sudo apt update
sudo apt install -y ca-certificates curl jq minisign
curl -fsSL https://jrd.linux.moe/install-headless-beta.sh | sudo sh

このスクリプトは beta.json から機種に合うベータ版を取り、SHA-256 と、minisign がある場合は署名を検証してから導入します。正式版と同じく、専用ユーザー、USB の権限設定、systemd のサービスを用意します。バイナリは /opt/jrd-receiver、設定とライセンスは /var/lib/jrd-receiver に置きます。正式版が同じ場所に入っている場合は、バイナリをベータ版に入れ替えます。

待ち受けるホストを指定する​

何も指定しない場合は 127.0.0.1:35262 で待ち受けます。LAN 上の別の端末から開く場合は、次のように指定できます。

curl -fsSL https://jrd.linux.moe/install-headless-beta.sh | sudo sh -s -- --host 0.0.0.0

IP アドレスとホスト名は、カンマで区切って複数指定できます。receiver.local は、導入する機械のホスト名に置き換えてください。

curl -fsSL https://jrd.linux.moe/install-headless-beta.sh | sudo sh -s -- --host 127.0.0.1,receiver.local

ホスト名は起動時に名前解決し、そのアドレスで待ち受けます。指定したホスト名でのブラウザーアクセスも許可します。ポートを変える場合は --port 35300 のように指定します。詳しくは 待ち受けるホストにあります。

--host に未対応の古いバイナリの場合、スクリプトは変更を加える前に停止します。その場合は、新しいベータ版の公開を待つか、ホスト指定を省いて導入し、SSH のポート転送を使ってください。

開く方法と動作確認​

同じ機械では http://127.0.0.1:35262 を開きます。--host 0.0.0.0 を指定した場合、別の端末では http://<受信機のIPアドレス>:35262 を開きます。0.0.0.0 自体はブラウザーで開くアドレスではありません。ループバックだけで待ち受ける場合は、SSH のポート転送か Tailscaleを使います。

その後、ライセンス認証と最初の設定を行います。USB の設定、サービスとログの確認は正式版と同じです。

更新と正式版への移行​

ベータ版の更新は、同じインストールコマンドをもう一度実行します。ホスト指定を省くと、前回指定したホストとポートを引き継ぎます。導入済みのベータ版が動いている場合は、入れ替え後にサービスを再起動します。

ベータ用スクリプトで導入したサービスでは、web console の自己更新を無効にしています。自己更新は正式版の配布先を参照するためです。正式版へ移る際は、正式版のインストールコマンドを実行します。設定と記録の保存先は共通で、正式版への切り替え後は web console からの更新を利用できます。

以前の手動手順で ~/jrd-receiver-beta に入れた場合は、手動起動したプロセスを先に終了してください。その手順の ~/.local/share/jrd-receiver-beta にある設定と記録は、このスクリプトでは自動移行しません。

アンインストール​

ライセンス認証を解除してから、次のコマンドを実行します。設定と記録は残ります。

curl -fsSL https://jrd.linux.moe/install-headless-beta.sh | sudo sh -s -- --uninstall